記載当日の、Yahooニュースで、以下のような記事がありました

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180730-00010000-otekomachi-life

 

おおまかな内容は、病院勤務をしている看護師が妊娠中に、胎児死亡が判明したが、無理やり働かされたという内容等でした。

 

看護師の世界は、命を救うという建前がありますが、自らの健康は省みないことも多々あると思います

 

たぶん、それは命を救っている気になっているだけで、ほんとに良いことを行っているのかは疑問です

 

例えば、夜勤での医療ミスは増加すると思います

これは、夜勤明けの状態は、アルコールに酔っ払っているのと同等の状態であるとも言われています

 

看護師の給与は、高いと思われがちですが、実はそうでもありません

若いころの看護師の給与が高いのは、夜勤を行っているからです

身を削って、働いています

 

たとえば、夜勤の多い客室乗務員や看護師等は、乳癌等が増加する事も示唆されています

男性看護師も同様に、ある種の癌の確率が増加することが示されていたと思います

 

そして、病院勤務の看護師は、病院の大小にかかわらず、たいてい多忙です

 

さらに、多忙であることが当然という風潮があります

 

多くの人は、多忙なこの状況を(たぶん)おかしいと感じていないのか、カイゼンしようとしていません

みんな、自分ひとりが言っても、何も変わらないと口をそろえて言います

 

看護師は、病院における、最大のマジョリティです

例えば、1000小規模の大病院であれば、1000人ほどの看護師がいます

みんなで、手を取り合うべきです

このシチュエーションでは、最大多数の最大幸福が適用されると思います

 

また、看護師の業務の多くは、確認作業であったり、いわゆるムダな業務が多いです

またまた、そのムダな業務は、看護師免許を必要とすることがほとんどありません

 

冒頭に述べた、看護師の流産については、実は看護師の世界では、あたりまえだとさえ、思われています

つまり、切迫早産等を来さない方のほうが少ないと思います

 

大抵の看護師の上司は、妊娠したら嫌な顔と対応をあからさまにします

普通、妊娠可能年齢の女性が、妊娠したら、おめでとう、その後に、いろいろと仕事の話をすべきなのだと思うのです

このような人たちに、看護されている患者さんは、いい思いはしないでしょう

 

それでも、表面上は、現場の看護師さんたちは頑張って患者さんのために、看護を提供しています

 

病院の上司は、ぎりぎりの勤務を組むのが好きです

自分たちのマネジメントが悪いせいで、看護師が辞職していっている事に気づかずに、残された看護師達を更に追い込みます

 

1つは、上司がわるい

2つは、臨床で働いている、看護師たちがアクションを起こさないのがわるい

 

おそらく、このどちらかだと思います

 

上司がよくて、部下が悪い場合もあるかもしれません

 

けれども、問題の多くは現場にあります

現場の問題を、顕在化させ、議論することが必要だと思います

そこで上がった問題を、解決するためにどのように仕事を行うべきか

明日、1週間後、1ヶ月後、1年後変わっていなければいけません

明日は、今日より前進していなければなりません

 

冒頭ででた話は、看護師の話であり、大変残念な話です

 

看護師は、いまだに女性が多くを占める職場です

だからこそ、出産や子育てに寛容であるべきですし、世間へ発信していかなければならない存在であるはずです

 

そろそろ、気づいてくださいね