結論
・人により対応を変えるのは,正解でもあり間違いでもある
・ただ,副業のための休暇を看護部として認めるのは大きな間違い
副業・複業は個人的には,大いに奨励されるべきことだと思っています.
個人で稼ぐ時代になっています.
お金の勉強をしていくと,そもそも会社員は税金を収めすぎだと気づきます.
つまり,総収入 ー 事業で使った分 → 残りに税金がかかる仕組みになっています.
例えば,1000万円の収入があり,個人事業関連で500万円使った場合だと,残り500万円に対し税金が掛かる仕組みということです.
めちゃめちゃざっくりですが,そんな感じです.
一方で,会社員の場合は総収入に対して税金支払う税金が決まります.
給与明細をの総収入をみると,結構いい暮らしができそうに思います.
看護師の場合は,会社員ですので税金もそれなりに引かれます.
つまり,副業が推奨されます.
看護師の場合は,副業よりも複業が多い気がします.
たとえば,普通に勤務して休日など空いた時間に病院や施設でアルバイトを行うということです.
この場合は,当然体を動かしているときだけに給与が発生する仕組みです.
他には,看護のスキルを活かしてセミナーを行うことも副業の1種といえます.
当然この副業の時間は,空いた時間に行うということが前提条件になります.
ところが,この本来勤務をしている時間で副業を行っている人もいます.
看護部はなんと言っているかというと,宣伝になるから認めています.
これを聞いた時,卒倒しそうになりました.
もちろん宣伝になることは大いに奨励されます.
ただ,勤務時間を使い,出張と申請をし,出張先でも自分の施設でも給与が発生しているというのはどう考えてもおかしな話です.
こういう話を聞くと,看護部はやはり無能なんだなと思います.
もちろん1-2回の話でしょ,と思う人もいると思います.
そんな次元の話ではありません.
その結果どうなるかと言うと,勤務時間内に副業を行っている人は,給与を倍稼ぎます,
しかし,臨床で働いている人たちの意見としては,ほとんど臨床現場に来ないので正直まったく信頼されません.
どちらかと言うと,小遣い稼ぎに本業の業務に来ているくらい勤務時間も少ないです.
世の中には,大病院で勤務している人も,そんな人がいるのです.
当然周りの人はいい気はしないでしょう.
というか,そういったことは看護部がストップをかけるべきだと思います.
本業である臨床現場に迷惑をかけてまで,看護部は副業を推奨すること自体が間違っています.
診療看護師(NP)大丈夫か?と思われるのも当然です.
話は戻りますが,副業は大いに推奨されます.
が,勤務時間内に副業を行うそのやり方は大いに間違いだとわたしは思います.
いかがでしょうか・・・